普段の生活に影響大?玄関の向き毎のメリット・デメリットをご紹介。

2024.12.11

家づくりのポイント

#玄関

#規格住宅

#間取り

普段の生活に影響大?玄関の向き毎のメリット・デメリットをご紹介。

玄関の向きは、新築住宅を設計する際に重要なポイントのひとつです。
方角によって生活の快適さや家全体の間取りに影響を及ぼすため、
メリットとデメリットをしっかり把握したうえで選ぶことが大切です。

今回は、各方角の玄関に関する特徴と、メリット・デメリットを解説します。

東向きの玄関

東向き玄関は、朝の陽ざしが良く入ります。
玄関が明るくなるうえに、春や夏でも極端な暑さになりにくいため、デメリットが少ないバランスの良い配置です。
強いてあげると、リビングを東向きに配置しにくくなることくらいでしょうか。

メリット


午前中の日当たりがよく、明るい玄関になる。
通勤・通学の際に朝日を浴びることで、気持ちよく1日をスタートできる。

デメリット


他の部屋を東向きに配置しにくくなり、特にリビングに朝日を取り入れたい場合は間取りの工夫が必要。

西向きの玄関

西向き玄関は、午後から夕方にかけて日差しを浴びます。
日中、日当たりのいい東・南方向にリビングや庭を配置しやすいのが大きなメリットですね。

代わりに、春や夏には西日によって玄関周りの温度や室温が上昇しやすいというデメリットがあります。
強い日差しを浴び続けると、ドアやインターホンなどの設備が傷んでしまう可能性も。玄関ポーチで日陰を作るなど対策すれば、デメリットなく明るい間取りを作りやすい向きです。

メリット


・夕方の西日をしっかり受けるため、帰宅時に明るい印象を与える。
・リビングや庭を東・南向きに配置しやすいので、明るい間取りが作りやすい。

デメリット


・春や夏には西日が強く、対策をしないと玄関ドアやインターホン周りの設備が傷む可能性がある。

南向きの玄関

日中ずっと日当たりが良い南向き玄関は、明るく開放感を感じられるのが魅力です。
冬でも十分に暖かくなるため、玄関の近くに駐車場を配置したい場合や、花壇や植栽を作りたい場合に適しています。

デメリットとして、西向き同様に日当たりが良すぎて玄関周りの劣化が早まる可能性があります。
また、日当たりの良い南側にリビング等の部屋を配置しにくくなるため、間取りに工夫が必要です。

メリット


日中の日当たりが非常に良く、暖かい玄関を維持できる。
冬でも暖かく、駐車場の配置や玄関周りの植栽に適している。

デメリット


西向きと同様、日当たりが良いために設備の劣化が進みやすい可能性がある。
リビングの配置など、間取りに工夫が必要。

北向きの玄関

北向き玄関は日差しが当たらないため、玄関周りの劣化・夏の温度上昇など、直射日光の影響を受けにくいというメリットがあります。
また、日当たりの良い他の方角をリビングや居住スペースへと回せるので、家全体を明るい印象にしやすいのも嬉しいポイントです。

代わりに、玄関の日当たりが悪いことで、暗くて寒い空間になりやすく、湿気によるカビ対策は必要不可欠です。

メリット


玄関周りが直射日光による悪影響をうけにくい。
南向きの庭やベランダを確保しやすい。

デメリット


日当たりが悪く、暗く寒い空間になりやすい。
湿気がこもりやすく、カビ対策が必要になる場合がある。
玄関向き毎のメリット・デメリットをご紹介しました。
他にも風水による玄関の方角の良し悪しや、土地の向きによる価格など、決め手となる要素は様々あります。
玄関の方角には絶対の正解はないので、方角毎の特徴を把握して、家族のライフスタイルにピッタリな理想の間取りを考えてみましょう。

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