東御市 / A様邸

ORIGINAL

住まいnet信州 Vol.43

自由な暮らしを楽しむ
ラップサイディング(鎧張り)のアメリカンハウス

自由な暮らしを楽しむラップサイディング(鎧張り)のアメリカンハウス

家の周りをぐるりと囲む屋根付きポーチとラップサイディングの佇まい。アッシュグレー×ウッドの爽やかでナチュラルなカラーリングが、信州ののどかな風景によく馴染んでいる。アメリカンフェンスも雰囲気づくりに一役。

この春、都会からご主人の実家のある東御市へ家族で移住したAさんご家族。
イメージしたのは、
ラップサイディング(鎧張り)のアメリカンカントリーハウス。
吹き抜けのある開放的なLDKやフリースペースなど、
自分たちの理想を一つひとつ叶えた自由設計の住まいには、
ご家族のこだわりがたっぷり詰め込まれていました。

「建てるなら、広いポーチのあるラップサイディングの家がいいね」
最初からそう話していたというAさんご夫妻。遠くに山並みが連なる緑豊かなこの土地に、アメリカンテイストの住まいを自由設計で建てました。
結婚したらいつかは家を、と考えていたご夫妻は、都会で暮らしていた頃から住宅展示場などに足を運んでいたそう。「けれど、どれも理想と違っていて。いくら話しても自分たちのイメージが伝わりませんでした」。そんな中ご主人の地元で暮らすことになり、縁あって知り合ったのがアクロスホーム。「アクロスさんの展示場を初めて見た時は、自分たちのイメージに一番近い!ってワクワクしました」
住まいづくりの夢を実現するため迷わず自由設計を選んだお二人。「イメージ共有や意思疎通がしやすかったこと、自由設計なのに費用が予算内に収まったことも、アクロスさんにお願いする大きな決め手になりました」
ラップサイディング(鎧張り)のアメリカンハウスという方向性は決まっていたものの、自然豊かなこの場所に建てるならサーフ系ではなくカントリー系が似合うだろうと、お二人はのどかな風景に合わせてデザインやカラーを決めていきました。例えば外壁のアッシュグレーは、「たまたまカフェで見たカップの色がとても素敵だったので」、その色をイメージしてつくってもらったとか。自分たちの想いやこだわりを一つ、また一つと積み重ね、自由設計ならではのこだわりの詰まった家が完成しました。

自由な暮らしを楽しむラップサイディング(鎧張り)のアメリカンハウス

「これまで植物にまったく興味がなかったんですけれど、今では、行く先々で植物が目にとまるようになりましたね。観葉植物を買ったり、庭にハーブを植えたり、この家に暮らし始めてから土いじりの楽しさを知りました」と奥様が語る。

自由な暮らしを楽しむラップサイディング(鎧張り)のアメリカンハウス

ご主人は「この家に暮らし始めてから家族と過ごす時間が増えて、すごくリラックスできるようになりました。子どもが元気に走り回っているのを見るだけでしあわせですね」。

自由な暮らしを楽しむラップサイディング(鎧張り)のアメリカンハウス

大きな吹き抜けと、高窓から光が降り注ぐ心地よいリビングダイニング。愛犬が上りやすいよう勾配を緩くした階段は、もちろん人にも優しい。踊り場のフィックス窓は、本来は採光と愛犬用に設けたものだそう。階段下にはワンちゃん専用のスペースも。奥様は「犬目線で考えた家でもあるんですよ(笑)」。

「自由設計で
私たちらしい暮らしが
かないました」

玄関に入り緑色の木の扉を開けると、大きな吹き抜けの明るいLDKが広がります。驚いたのは入った瞬間の空気感。日差しの強い夏日でしたが外の暑さを全く感じさせません。「エアコンを強くしなくても快適なんですよ」とご夫妻が口を揃えます。心地よさや安心感は優れた住宅性能によって実現したものですが、同社の強みは性能だけでなくライフスタイルに合わせた柔軟な提案力にも発揮されています。
実はヨガインストラクターの奥様。いずれは自宅でヨガ教室を開きたいと話したところ、玄関とすぐ横のプレイルームをパブリックスペースとして完結させ、リビングから先をプライベート空間に分けた現在のプランを提案してくれたそう。「この提案のおかげで、教室に生徒さんが来ていても、お互い気兼ねなく過ごせる家になりました」
新生活のスタートから3カ月、家族各々に自分の居場所を見つけた様子です。
特に階段の途中に設けた明かり取りの窓辺は息子くんのお気に入り。「わざわざここに朝ごはんを持ってきて、外を見ながら食べてるんですよ」と愉快そうに笑うご主人。
窓外に目をやると、まだ若いユーカリの木が気持ちよさそうに風に揺れているのが見えました。

自由な暮らしを楽しむラップサイディング(鎧張り)のアメリカンハウス

土間玄関にある手洗いは、配管の都合であと20㎝手前に出っ張るはずだったそう。「でも玄関の広さを考えると、これ以上スペースを削られたくはないし。無理を承知でお願いしたところ、スタッフさんが何度も話し合い知恵を絞ってくださったんです。だから要望どおりに収まった時は、とても嬉しかったですね」

自由な暮らしを楽しむラップサイディング(鎧張り)のアメリカンハウス

奥様が特にこだわったという、LDKの木の扉。実際の木のサンプルに何度も試し塗りをして決めた色だけに、奥様は「玄関から扉越しに眺めたリビングの景色が一番好きなんです」。

自由な暮らしを楽しむラップサイディング(鎧張り)のアメリカンハウス

パントリーとの仕切り壁にアールをつけたキッチン。手前に置かれたお洒落な食器棚は奥様の大切な嫁入り道具。「これに合わせて設計してもらったようなもので(笑)」。スラリとしたお二人に作業台の高さを合わせたキッチンも、とても使い勝手が良さそう。

自由な暮らしを楽しむラップサイディング(鎧張り)のアメリカンハウス

玄関の隣には、おもちゃのバスケットゴールを置いたプレイルームが続く。ここは将来ヨガ教室としても使えるよう、プライベートとパブリックを分けて設計されている。生活動線と来客動線が分かれ、それぞれのゾーンで活動が完結するので、家族もゲストも快適に過ごせる。

自由な暮らしを楽しむラップサイディング(鎧張り)のアメリカンハウス

こちらは、ミラーや照明にもこだわって造作した家族用の洗面台。毎日使う場所だけに、使い勝手はもちろんのこと、雰囲気づくりも大切にした。

自由な暮らしを楽しむラップサイディング(鎧張り)のアメリカンハウス

吹き抜けに面した2階のフリースペースは、ご主人の読書スペースになったり、ジュエリーをハンドメイドする奥様の趣味空間になったり。造り付けのテーブルは、脚部が邪魔にならないよう細かなところまで配慮してデザインされているそう。「ゆくゆくはスタディスペースとして、子どもと一緒に勉強したいですね」とご主人。

自由な暮らしを楽しむラップサイディング(鎧張り)のアメリカンハウス

2階への階段は、小型犬のカイちゃんのために段差を緩やかにした。途中の踊り場にあるフィックス窓は、採光と愛犬のために設けたものだが、息子くんのお気に入りの場所に。

自由な暮らしを楽しむラップサイディング(鎧張り)のアメリカンハウス

ほぼリモートで仕事をこなしているというご主人は、この家の間取りも専用アプリを使って自力で描いてしまうほどの几帳面な努力家さん。

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  • 延床面積

    151.53㎡

  • 1F床面積

    79.49㎡

  • 2F床面積

    72.04㎡

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